言語はただのツール(道具)ゴリ押しで行こう
私は自分の英語のスキルを落とさないように週に1回~2回、Language exchangeをしています。
※以前姫路城をゴリ押ししてくれた人とです。
彼とは性格の相性が良く、(歴史好き、本好き、映画好き、知識豊富、彼が日本フリーク、聞き上手、話し上手)年齢はかな~り若いですが、非常に中身が成熟しており、会話が弾みます。ちなみに、彼はかなりの努力家でもあり、英語は母国語ではありませんが、メチャメチャ素晴らしい。ネイティブスピーカーかと思いました。でも母国語を話してもらうといつも笑けます。そりゃ英語うまくなるわってぐらい、母国語の発音が難しいのです。
その彼といつも言い合うことなのですが、
「言語ってただのツールだよね」
ということです。
私の周りにいる人々は、英語が話せる人、たくさんいます。
(そりゃそうです。海外に住んでいたから)
で、私はというと、長年住んでいたにもかかわらず、
ぶっちゃげTOEICの点数は初回600点以下。笑
が、正直、コミュニケーションはできます。
その自信はあります。
なぜ日本人は義務教育で6年以上(今の子はもっとですね)勉強しているにもかかわらず、しゃべれないか。
答え↓
しゃべらないからです。笑
間違っていてもいい、わからなくてもいい、とにかく話せばいいのです。
恥ずかしいから、しゃべれないから、そんな理屈は知ったことではありません。
私なんてアメリカ留学した時、りんご(Apple)のスペルも書けなかったし、「How old are you?」に対して「my 20」とわけわからない答えを返していました。(爆)
でも、自己評価的に「どうせ自分はゼロからスタートなんだからガンガン話していこう」というのと、「とにかく耳を鍛えよう」というのを自分に誓って、どんどんインプット・アウトプットを繰り返しました。
そのうち、簡単な会話なら理解できるようになる。
※いろいろ物を整理していたら、当時の交換ノートや手紙などが出てきて、文法ぐっちゃぐちゃだけど何とか会話になっていました。
その後、自分の人生上、海外に住むことになったので、仕方なく(笑)使わなければいけなくなりましたが、それも、『ツール』と捉えていました。
そりゃね、実力としては帰国子女の人たちとは当然違います。
彼らは子どものころからそういう環境を与えられていたのだから、(羨ましいけど、それはそれで大変なことなんですよ…幼少期に言語を同時に二つ習得するというのは)使わなければいけなかったので。そこと比べても仕方ない。
でも大学の時、コミュニケーション学概論で学んだ事。
コミュニケーションの4割が言語で、残りの6割がそれ以外で成り立っている。
ってことで、とにかくしゃべればいいんです。
伝えたい思いが伝われば、文法とかどうでもいい。
(いやよくないけど)
今、私は文法でだいぶ苦労しています。でもそれは今勉強すればいい。
ビジネスにおいての言葉の誤解は大変危険なので、それは勉強しなければいけません。(私はここで苦労なう)
でも、必要なのはとにかく相手の話を聞く姿勢、自分の思いを伝える気持ち、だと私は思うんですよね。
そんで、もう一つ。
日本人って、難しく考えすぎ。
友だちが新婚旅行でハワイに行った際に「今晩予約を取っていないけれど、席は空いているか?」ということを聞きたかったけれど、ジェスチャーで何とかなったということを言っていました。うん、それでいいんです。ジェスチャーは大事。
でもその時友だちが言ってたこと。「『予約』って単語もわからないし『席は空いているか』なんてもっとわからないから、どう伝えればいいのかわからなかった」と。
んー(´・ω・`)
じゃあ、こう考えたらどうでしょう。
聞きたいことを分解して、一番簡単な単語に置き換える。
【例】
今夜 tonight
私たち we
テーブル table
ある? have
※haveは出てこないかもしれませんけど。
☆もしくは、予約という言葉を知っていればもっと簡単。
【例】
私たち we
予約 book(reservation)
ない no
でも but
おっけー? ok
ね?(゚∀゚)
もし外国人がこんな感じの片言で日本語で聞いてきたら、言いたい事何とか理解してあげられますよね。
難しく考えると、言葉が出てこない。そらそうです。
まずその友達はジェスチャーでゴリ押せたところは、素晴らしいです。えらい。
今度は、簡単な単語、知っているカタカナ英語から、ただ羅列すりゃーいいんです。
で、アウトプットするうちにインプットが必要なものが分かってくる。足りない言葉が何かわかってくる。
もう一度言います。
ゴリ押せば、世界中何とかなります。
大事なのは、聞く姿勢と、伝えたいという気持ち。
頑張りましょう、日本。
っていうか、
頑張れ、私、文法(;´Д`)omg