大人の学習帳

大人の夏休みは終わったけど、勉強は続けて行こうと思います。

出席番号がとなりだった子の話

お久しぶりです。

ニート脱却し、今や現実世界でのびのび楽しんでいる私です。

 

さて、今日はリクエストをいただいたので、

仕事の時間を削って(書いてくれと言った本人へアピール)

書きたいと思います。(嘘ですよ。昔から書こうと思ってましたよ。)

 

彼女は高校時代の友人で、密な友人ではありませんでした。

私はクラスのみんなと大体仲が良かったので、そのうちの一人という感じでしょうか。

 

出席番号が近く、というか隣で、実習授業なんかはいつも一緒で。

 

当時の彼女の印象は

 

イイ子ちゃん&敏腕マネージャー

 

何でも器用にこなす、でも当時から好きなことは追及しているイメージでした。

困ったときは器用な彼女に助けてもらっていたことでしょうか。

イイ子ちゃんだったので、悪さもせず、成績もよく、ちゃんと色んなことをこなしつつ、特別目立つようなこともせず、人を陰で支えるような、そんな子でした。

 

さて、ずいぶんと時間が経って久しぶりに出会った彼女は

 

まるで別人

 

明るく楽しそうにゲラゲラ笑う、面白い人になっていました。

 

で、会っていなかった頃の彼女の話を語ると、長ーくなるので、短くまとめると、

 

物理的に体を酷使して、深い深い鬱に苦しみ、子どものころからの親の異常な過干渉に悩んで、自分を追い込んで、逃げられない折の中に閉じ込められた自分と対峙して、そののち自分の人生に向き合い、戦い、時には負け、でもそれでも立ち上がり、ようやく結末が見え始めた彼女の人生のタイミングで、私は彼女に再会したわけです。

 

私と出会った後も、いろんな事に苦しんだ彼女でしたが、それでも何度も立ち上がり、私にたくさんのチャンス知識笑い声ストーリーをくれました。

 

そんな彼女の強さとは、すなわち、何か。

 

彼女は、自分のために動く事より、誰かのために動くと勇気と元気がリンリンなんです。

 

ようは、変わっていなかったんですね、根本は。笑

 

敏腕マネージャー。

 

冗談はさておき、彼女の生き方は、遠回りしたかもしれないし、しなくていい間違いもしたかもしれませんが、それでも、根底は変わっていなかったんです。

 

誰かのために動くとき、人は強くなれる。

 

彼女の素晴らしさはいつもどこでも変わらなかった。

 

昔の彼女も、今の彼女も、私はどちらも好きです。

 

今の彼女は、もっとキラキラ輝いていますよ。

 

その彼女が教えてくれたこと、いくつか箇条書きでまとめます。

  • 人は見た目のコンプレックスを乗り越えるためには自分自身の中身を認めないと見た目の部分は乗り越えられない。
  • 私(彼女でなく、私)は日本のスタンダードではない。自分を基準に考えてはいけない。
  • 日本人は知識を語ると『インテリぶってる』と出る杭を打つ。考えを持つことや語ることを『ダサい』とする文化がある。
  • 逆に問題はたくさんあるのにそれに向き合おうとすることもしない。行動する人の方が少ない。
  • 私(彼女でなく、私)は、石橋を叩いて渡るレベルでなく、石橋があるかどうかも確認せず行動する。

まだまだ彼女から教わったことはたくさんありますが、それは私の中にとどめときます。

 

さて。

では最後に。

長い間鬱に苦しみ、今も戦い、誰かのために動き続けることで、勇気リンリンアンパ●マンな彼女に、お手紙です。

 

いつもいつもありがとう。ていうか、今日もありがとう。

これからもあなたの苦しみはきっと人生について回るかもしれないけど、そんなのも笑いに変えて、結果楽しければいい、自分らしく生きる姿を見せてくれたあなたは、すごいと思います。

普段からすごいなぁと思うのは、知識力、探求心、語彙力。

でもそのせいできっと周りと同調できない部分もあるよね。今日もその話したね。笑

まっすぐ素直な私のバカな質問に、その力を駆使して教えてくれることには大感謝。

おかげで急速に日本のいろいろなことを吸収できているよ。

鬱についても、たくさん知識があって、さらに戦ってきた経緯がすごいから、私のウィークポイントもよく分かってくれていて、全面的に守ろうとしてくれたのには、実はちょっと感動した。『邪魔する奴は許さない。全面阻止する』の言葉には、グッと来たよ。

生き方も、選んだ道も、結果も、人があなたの背中を押してくれたっていうのもあるだろうけど、それでも今あるあなたの姿は、実は私の憧れでもある。

ドドドドと進んでいく私の後ろから「おーいこれおっことしてるぞー。そろそろとまれー。ほれほれこっちこっちー」とうまい事軌道修正してくれていたのは、昔から感じていたけど、今はもっとそれが上手になったよね。笑

そんでもって、いつも『トンでも』な私の発言を「うんうんわかるよ」と聞いてくれてありがとう。

私みたいなぶっ飛び人間の色々を、常に身近で分かってもらえる人がいることは、実は幸せなことなのかもなぁと、これを書きながらすごく思っています。

再会に、感謝。

お互い、10年後どうなってるか、楽しみだね!

 

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