①彼女の話
ある…ある人の物語をここに残したいと思います。
彼女の話は、とても長くなるので、何回かに分けて書こうと思います。
彼女に関しては、具体的な事情は一切書かないと、私の方から約束をしたので、書きません。
彼女の人生を、私になりに例えてみれば
信じられないほどの大荒れの海を、
小さな小さな少女のころから、
真っ暗な中、心もとない船に乗り、
転覆しながらも友や家族と助け合い
今、大空を見上げて大きく深呼吸ができるようになった。
そして
今は愛する人に囲まれて、
『人生は思ったよりシンプルだ』
と思えるようになりました。
しかし、彼女はこれからも人生の船旅を続けていく。
心もとなかった船を『愛』で大きな船に作り替え、
これから先は、船旅の途中、溺れている人がいたら『助けたい』
と、願えるようになった
彼女の話です。
私がブログを始めたのは、何度も説明していますが
- 友だちに説明して回るのが面倒
- 自己治療のため
- 誰かの助けになれば
これでした。
幸いなことに、私には理解してくれる家族も、友だちも、医者も、同時にいました。
あれだけ死んだ顔して消えてしまいたいという『希死概念』に憑りつかれていた自分が
まるで嘘のよう。
私がこれほどここへ戻ってくるのが早かったのは、それほど周りに恵まれていたこと
自分がある程度大人になって、いろんなことをコントロールできる立場にいたこと
そして、たまたま心理学を学んでいたこと
そういうものに恵まれたからでしょう。感謝。
『どうしようもないもの』は、世界にはたくさんあって、
それで、私は一度心が折れてしまった。
だけど、私は、その『どうしようもないもの』と、
これからも戦い続ける勇気を、たくさんの人がくれた。
だからまた、前へ進みます。
でも。
でも。。
でも。。。。
もし私に『自分ではどうしようもないもの』が、生まれたときからあったら?
もし私が『私って、何者?』と、子どものころから考えさせられていたら?
もし私に、戦い続けるためのパワーが培えるほど大人になっていないときに、『抱えきれないストレス』が降りかかってきたら?
もし私が『治したいけど、現実からは逃げたい』と、戦う勇気が持てなかったら?
もし私の現実が、彼女のようだったら?
どうしよう。。。
想像もつかない。。。。
私にとっての彼女の存在。
彼女は私の『北極星』になりました。
大昔の人々は、手のひらと星を使って方角を読みながら、大海原を旅した。
(モアナを観たことがある人は分かりますよね)
真っ暗な大海の中で、『北極星』はそこにあった。
彼女は、今私の中でそういう存在です。
かなりふわっとしか説明がないので、分かりにくいかもしれません。
それでも、辛い辛い長旅を終えて、穏やかな海を見ながら
『人生はシンプル』
『私も誰かを救う人生を送りたい』
という彼女。
これから先も、私自身そんな風に言いたいなと。
今日はこの辺で、いったん終わります。
続きはもう少し、潜るので息継ぎが必要です。
大きく深呼吸。
太陽を見上げて。